引退寸前!最後の試乗「高山本線キハ85特急ひだ号」30年目のメタモルフォーゼ下さい♥
鉄分補給がメインの私(鉄オッサン)の気軽な一人旅。
急ぐ際の移動はここ数年は、安価なLCCを愛用。今回も福岡→名古屋 中部のジェットスター便で出発。
中部空港のLCCターミナルは、なにしろ駅から遠い…。私は普段の運動不足解消にちょうど良いと前向きに考えて、歩いています。初めての方には要注意でしょう。普通の歩き方なら、LCCターミナル⇔名鉄電車駅の間は、絶対に20分以上、かかります。私は今回、預ける荷物はなく、飛行機を降りて、できればなるべく早い名鉄電車に乗りたかったのですが、走るのは無理で周囲の方々に危険なので、速足で本当に一所懸命、ひたすら歩いてみました。機体を降りてから約13分で名鉄の駅に着くことができました。(動く歩道では常に歩いた状態)(私=鉄オッサン、肩で息をするぐらい、ゼーハーゼーハー… _| ̄|○) 名鉄電車で名古屋駅に着きました。
さて「メタモールフォーゼ下さい♪」ってご存知ですか?
今回の旅のメインである高山本線のキハ85特急ひだ号のデビュー時の宣伝コピーであり、CMソングでもありました。
全国放送されたので、九州の田舎者である私も視聴できました。
当時、高校生だった私は「メタモルフォーゼ」って何?と思ったのと、国鉄時代よりもCMが垢抜けたなあ…と思ったものです。
1988年に初登場。JR初の新型ディーゼル特急で、私はとても乗りに行きたく思いましたが、「いつか行けるさ…」と思っているうち、私はその後、進学(広島行)→就職(東京行)→転職(九州へ戻る)と…、光陰矢の如し…、30年があっ!という間に過ぎ去り、ついにキハ85系は、2020年秋から順次、引退が発表されてしまいました。
私は最前部の運転席から見る前方の風景を見るのが好きで、このキハ85系にも前面展望席があることから、今回が最後の機会と思い、予約を取りました。
しかしながら、令和2年7月豪雨で、高山本線が被害を受け、運休。指定席券は一度払い戻し。「ありゃ~これは計画実行不可能」と落胆していましたが、7月23日運行再開との情報を受け、これは是非!今しか行くときはない!と思い立ち、再度、指定席を予約し、計画実行してまいりました。
↓2020年7月23日。令和2年7月豪雨災害で運休していたJR高山本線 特急ひだ号 運行再開当日。名古屋駅に私の乗る「ひだ11号」が入線。
↓ 念願!の前面展望席♥ 10号 グリーン車 1番C席です!
当時の流行 床の高いハイデッカー構造で眺望は抜群!
運転席がよく見えます…。 私=鉄オッサンの独り言…。私が鉄道に興味を持った幼少期、国鉄末期は、労使紛争が激しく、運転席は全てカーテンを下ろし、一切、前方の風景を見ることは全く不可能で、寂しかったものです…。鉄道図鑑で見た「小田急ロマンスカー」「名鉄パノラマカー」を見て、異次元の世界と遠くに思いを馳せたものです…。それから40年!時代は変わるものですね…。
↓隣りのホームには、紀勢本線の南紀号が到着。こちらにも前面展望席に乗りたいのですが…。
↓ 動画もお楽しみ下さい♪ 名古屋駅では快速みえ9号出発→ひだ11号入線→南紀4号到着と続き、車内では岐阜まで後面展望を楽しみました。
名古屋→岐阜間は逆向き、グリ-ン車が最後部になるため、この間に、昼食を。
名古屋で手軽に短時間に食せる弁当は「天むす」。名古屋駅の売店で買い求め、美味しい天むすを車内で頂きなながら、岐阜到着を待ちました。
岐阜から先、10号車のグリーン車が先頭になります。
さて、前面のガラス前に懐中時計をセット。運転時刻表の代わりに、ネットで公開されているダイヤグラムを置いて、前面展望を満喫する準備を…。
さあ!岐阜出発です。岐阜発車→
3:05~ 坂祝 通過 1028D ひだ8号列車交換→
5:40~ 飛水峡の車窓風景→
6:05~ 飛水峡信号場通過→
11:55~ 白川口 運転停車 30D ひだ10号列車交換
白川口 運転停車 30Dひだ10号交換→
3:30~ 飛騨金山 通過 →
6:05~ 福来 信号場 通過→
10:55~ 焼石 通過 3712D交換 →
17:35~ 少ヶ野信号場 通過 30D ひだ10号列車交換
下呂到着まで収録。
↓ 衝撃! 豪雨災害 令和2年7月豪雨で運休した飛騨小坂⇒渚 並走する国道の被災状況
線路横の国道が大きく川に崩壊して落ちています。凄まじい水の力です…。
↓ 2020年7月23日撮影。JR東海 高山本線 1031D 特急ひだ11号 先頭10号車グリーン車 最前部1番席 前面展望です。
令和2年7月豪雨災害で運休していたJR高山本線 最も被害の大きかった飛騨小坂⇒渚間の運行再開当日の前面展望動画です。
3:08~、並走している国道が大きく被災している模様が分かります。
この動画は、渚駅から先 ひだ14号との列車交換を行う次の久々野駅まで収録しています。
↓ 2020年7月23日撮影。1031D ひだ11号富山行き。
令和2年7月豪雨災害で運休していたJR高山本線 特急ひだ号 運行再開当日の動画です。豪雨災害 復旧区間(飛騨小坂⇒渚)を含む動画です。
下呂出発(監視員添乗)→
16:45~ 飛騨小坂 通過 →
19:45~ ※令和2年7月豪雨災害 復旧区間→
23:50~ 渚 通過→
46:10~ 久々野 通過 1034D ひだ14号交換 (4717C追い抜き)→
48:45~ 飛騨一ノ宮 通過 4718C交換
高山到着まで収録。
ついに高山から先は10号車グリーン車は私一人の貸切になりました…。密対策はバッチリ…?
シートの撮影タイム…。
音楽サービスのチャンネル操作盤跡。
↓ 猪谷駅からJR西日本区間。運転士さんの持参する機器も異なります。
小型の画面表示される機器。セットする定位置はないので、ここに置いて
確認されていました。
富山へ向けてラストスパート!
↓ 2020年7月23日撮影。1031D ひだ11号富山行き。
令和2年7月豪雨災害で運休していたJR高山本線 特急ひだ号 運行再開当日の動画です。
高山 出発→(途中 平坦区間は映像カット)
4:10~ 坂上 通過 1830D交換→
22:25~ 猪谷 停車(乗務員交代)→
24:40~ 婦中鵜坂 通過 862D交換 →
富山到着。
高山本線を運転席から全線見た印象は、「やはり大変な山岳路線」ということです。
急カーブに急こう配、SL(蒸機)時代の乗務員の皆さんは大変だったろうな…と思いました。
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